指揮・ピアノ ヘンリ・シーグフリードソンconductor/piano Henri Sigfridsson
フィンランド人ピアニスト、ヘンリ・シーグフリードソンは、ヨーロッパ各地のコンサートにおいてソリスト並びに室内楽で最も活躍する音楽家の一人です。
ソリストとして、ヘンリ・シーグフリードソンはこれまでにベルリン・コンツェルトハウスオーケストラ、ウィーン放送交響楽団、ウィーン室内楽オーケストラ、チューリッヒ・トンハレオーケストラ、ベルン交響楽団、ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン、ドイツMDR交響楽団、シュトゥットガルト放送交響楽団、カメラータ・ザルツブルグ、フランス・リール国立管弦楽団、サンクトペテルブルグ交響楽団など、世界各地で数多くのオーケストラと、ネヴィル・マリナー、ウラディミール・アシュケナージ、アレキサンドル・ラザレフ、ローレンス・フォスター、ハインリッヒ・シフ、ユッカ・ペッカ・サラステ、サカリ・オラモ、広上淳一などの指揮のもと共演してきました。2005年にドイツ・ボンで開催されたベートーヴェン国際ピアノコンクールで第1位、並びに聴衆賞と室内楽賞を受賞、2000年にスイス・チューリッヒで開催されたゲザ・アンダピアノコンクールで第2位を受賞した際には、審査員長を務めたウラディミール・アシュケナージを始め、聴衆の心を捉え、見事に聴衆賞も受賞しました。1994年にはドイツ・ワイマールで行われたリスト国際ピアノコンクールで第1位、1995年にはノルディック・ソリストコンクールで第1位を受賞、2004年のギリシャ・アテネでのマリア・カラスコンクールでは第2位に入賞しました。ウィーン学友協会、ウィーンコンサートホール、ベルリン・コンツェルトハウス、ミュンヘン・フィルハーモニー、ミュンヘン・ヘルクレスホール、ミュンヘン・プリンツレゲンテン劇場など世界各地でソロ活動を行い、
またワルシャワ・ベートーヴェン音楽祭、バート・キッシンゲン夏の音楽祭、ザルツブルグ音楽祭、兵デルベルグ音楽祭、ルツェルン音楽祭、メニューインゲスティバル、ロッケンハウスフェスティバル、クフモ音楽祭など世界各地で開催される音楽祭にも招聘されてきました。室内楽の分野では、ギドン・クレーメル、イヴリー・ギトリス、パトリシア・コパチンスカヤ、ゾル・ガベッタ、ヨハネス・モーゼル、ボリス・ベレゾフスキー、メルヴィン・タンらなどと共演を重ねてきました。これまでにフランツ・クサヴァー・モーツァルトのピアノ協奏曲の録音を始め、シベリウス記念の年にはシベリウスのピアノ作品、トランスクリプション作品集のCDをリリース、更には、フィンランドの作曲家、パルムグレンの作品集や、演奏時間55分といった長大なハコラのピアノ協奏曲の、またラフマニノフの2番と3番のピアノ協奏曲のCD録音もしています。へンリ・シーグフリードソンはシベリウス音楽院でエリック・タヴァッシェルナ教授に師事した後、ドイツのケルン音大にてパヴェル・ギリロフ教授に師事、また1995年から1997年にはワイマールのラザール・ベルマン氏にも師事しました。2008年から2009年、ヘンリ・シーグフリードソンは、グラーツの音楽大学でゲスト教授として就任。その後、2010年から2012年には、ベルリンのハンス・アイスラー音大で教授として指導を続け、2011年より、エッセンのフォルクヴァング芸術大学音楽部ピアノ科の正教授として就任し、後進の指導にあたっています。
9月28日 第1回豊後大野定期演奏会
9月29日 第7回定期演奏会
古澤巖×RENTARO室内オーケストラ九州
10月12日 佐伯公演
10月13日 嬉野公演
RENTARO室内オーケストラ九州
廉太郎の想いを次世代に紡ぐ西洋音楽発祥の地 大分初のプロオーケストラ
瀧廉太郎の街 大分県竹田市、竹田市総合文化ホールグランツたけたが2020年に開催した竹田版アーティスト支援事業に参加したアーティストを中心に2021年にTAKETA室内オーケストラ九州として誕生。
21/22シーズンより本格始動。川畠成道(Vn)をソリストに迎えたデビュー公演を皮切りにクラシック以外の分野に於いてもDRUM TAO、中西圭三、八神純子と共演。これまでに福岡、鹿児島、宮崎、長崎、兵庫、名古屋で公演を開催し、2023年瀧廉太郎120回目の命日には廉太郎がコンサートを行っていた旧東京音楽学校奏楽堂にて初の東京公演を開催。
その模様はOBS大分放送制作の特別番組として全国放送された。
23 24シーズンには日本を代表するヴァイオリニストの1人、古澤巖がミュージックパートナーに就任。
山下洋輔(Pf)ポール・メイエ(Cl)との共演など様々な公演を展開。
23年8月には大分県佐伯市と連携協定を締結。9月より(一社)RENTARO室内オーケストラ九州として瀧廉太郎の音楽を世界に届ける活動を柱に地方都市の「関係人口創出」をテーマに県庁所在地以外の地方都市に積極的にオーケストラ音楽を届ける活動を本格化させる
24年6月にはハンガリー・ブルガリアにてヨーロッパ公演を開催。東欧最大の音楽祭の1つであるソフィア音楽週間に招聘される。7月には佐伯市の友好都市ベトナム・ニンビン省での公演も決定している。
オーケストラの公演情報を発信するラジオ番組OBSラジオ「村津孝仁のオルケスタラジオ」CTSケーブルテレビ佐伯「音楽ゆるり旅」の制作協力などメディアとのコラボレーションも多く行っている。